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【京都亀岡・石焼き芋と焼きリンゴの土霧屋】土霧日報 vol.4

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【京都亀岡・石焼き芋と焼きリンゴの土霧屋】土霧日報 vol.4

2021.10.19(火)の土霧日報

結論から。

今日の焼き芋はあまり多くは売れなかった。

 

が、

ひとつ、ひとりのおじいさんが、どこかとても懐かしそうに買っていってくれた。

どこか応援してくれるような眼差しを感じた。気のせいかもしれない。

 

でもここでひとつ思うことは

〝焼き芋〟というのは、僕と高齢者の方とを繋ぐ重要なファクターであるということ。

 

恐らく、生きてきた経験も、時代背景も、社会常識も、食べてきたものも、

全く違って、互いに共有できそうなことはなさそうなんだけど、

焼き芋はほんとにわかりやすく、

日本人であれば、老若男女、共有できる雰囲気と味がある。

 

これはどんどん多様化し、共感が難しくなっていく世界・社会のなかで

貴重で重要な要素なんじゃないかと思う。

 

日本におけるサツマイモという食べ物は、中国から伝わり

何度も日本の飢餓を救ってきた歴史がある。

 

そんな救世主的な食べ物の記憶が

日本人のDNAには刻まれているからこそ

さまざまな人に好まれるのかもしれません。

 

 

話を戻して

こうして売れない時期、

なかなか立ち止まってもらえない時期というのはとても大事だと思っていて

ここをぐっと堪えて、乗り越えるからこそ

自分のなかにしっかりとした軸のようなものが備わってくるんだと思います。

 

かといって、売ることばかりを考え

無理やり引き込むのも違うと思っていて、

自然なかたち、自然な流れで芋が売れ、

売れ残れば誰かにあげたり

それでお菓子をつくってみたりするのが前向きで建設的。

 

見てもらえないからこそ生まれる感情や

さらにその感情をバネにして生まれる商品もきっとある。

それは未来で必ず武器になる。

 

何事も活かすも殺すも自分次第なんだと改めて思うのでした。

-土霧日報

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