街とカレー
〝文化は非合理のなかで醸成される〟
何の本だったか、どういう文脈で書かれていたかは忘れてしまったのだけれど
自分のなかの芯になっているものというか
お店をやる原動力になっている言葉です.
飲食店って、どこか街の風景の一部だよなぁって思うことがあって.
その風景を作っていくのも飲食店の、ひとつの役割なんじゃないかって思ったりしています.
〝街の顔になろう〟なんて大それた事は言わないにしても
自分は飲食店を通じて、この街のどんな風景がみたいんだろう?
立ち寄ってくれる人のどんな顔がみたいんだろう?
を考えることには、とても価値があるんじゃないかと思っていたりします.
そのためには、この街、亀岡の魅力ってなんだっけ?
どんなとこがいいと思って住み続けてるんだっけ?
を考える必要があって.
なんだろう、良くも悪くも田舎の香りを残しつつも、
サスティナブルな人たちが集まり始めている街でもある.
サッカースタジアムがあって スタバがあって
鏡のように風景を写す田園風景あって
里山風景があって 鹿がいて猪がいて
小さくても個性的で魅力的な飲食店がたくさんあって.
なんだろうな
一見対極に見える要素がギュッと詰まった
だからこそ飽きない
そんな街に思えてなりません.
*自分が住んでいる街をあまり卑下しなくて済んでいるのは、根っこがよそ者だからなのかも.
これもまた自分がこの街を楽しめている要素のひとつ.
またひとつ、自分の役割が終わった、そんな感覚を抱くなかで
じゃあ次はどこにコミットしようか、意識を向けようか とおもったときに
今こそ自分のお店、自分の料理、自分のみたい街の風景 にコミットしよう
そこに向けた勉強を積み重ねよう
もうそろそろ自己実現に、コミットしたってバチは当たらないはず笑
そんな雑感を覚えながら、
また思いついたアイディアを一つ一つ形にしながら
自分がみたい風景につながっていったらいいなと思うのでした.
アレ、カレーノハナシシテナイヨ...?
まあこんな話がひとつあってもよし.
今日もカレーを食べにいきたい!そんな記事も書いていきたい!
みなさまもよきCurryLifeを!それではまた来週!