鍋がカレーを変える
メルカリで見つけたテーパーパンをお出迎えした.
出品者さんの品を見ていると、明らかにフレンチの料理人だった.
フレンチの料理人にとって鍋は命の次くらいに大事.
包丁よりも大事
それはソースが鍋から生まれるからに他ならない.
このテーパーパンというのは、ソース作りに特化した鍋で、すこし傾斜がついている
ものによってはバターを溶かし込みながら泡立て器でソースを仕上げたりする
フランス料理にとって、ソースは料理の生命線
この人ももしかしたら、いや、きっと、同じ想いでテーパーパンを所有していたんじゃないかなって思う.
だからこそ引き継ぎたいというか、なんだか放って置けなかった.
そんなテーパーパンで、いざカレーをつくってみる
丁度カレーの本を読んでカレーの解像度が上がっていたおかげもあって
いろいろな気づきがあった
自分のカレーはどうやら旨味に偏りすぎていたらしい
これはフレンチの経験が仇となって現れてしまった
旨味の濃度と香りはどうやら相関関係にあるようで
いかにこのバランスをとるか
調整するかで、カレーの雰囲気が大きく変わる.
おかげさまでかなりいい感じにバランスがとれてきたんじゃないかと思う.
ベジカレーの野菜についても
野菜の甘味や美味しさを引き立てるために、ソースで煮込まずに後添えにすることにしました.
色彩的にも旬の表現的にもいいんじゃないかと思う
今日はオムレツ添えを注文してくださるお客様が多かった
というかほぼ全員がそうだった
オムレツだけは毎日練習し続けなくちゃなって思った.
1000日チャレンジ、また再開してもいいのかもしれない.
なんだかいろいろと落ち着いてきて
ずっと過去ばかりに囚われてたなぁ最近ってことに気が付く
いい加減気持ち切り替えて、ちゃんと前向いて歩きたい.
そんなわけで3ヶ月先の目標を決めてみる
たったそれだけだけど、すっきりしたなぁ
今までのすべての経験と関わってくれた人に感謝!