今回は脳科学者の茂木健一郎さんが書かれた
【孤独になると結果が出せる】を
私の経験と感想を交えながらご紹介してみたいと思います。
こんな方におすすめ
- 人間関係で疲れやすい人
- 自分の人生を生きたい人
- 仕事で結果を出したい人
この本の結論・得られるコト
・「孤独」についての理解が得られる
・生きづらさの原因がわかる
・結果を出しやすくするための具体的な行動指針を得られる
【この本を読んだ最終的な自分の結論】
👉人と群れずにアウトプットすること自体を楽しもう https://t.co/ODRSt8owOz
— J u N @ 【 tsukurepi | 土霧屋 】 (@jungh929) April 15, 2022





本の大まかな内容
脳のディフォルトは孤独
無理して人に合わせるのはリソースの浪費です。
薄々勘づいてはいました...
という人も多いのでは?というキャッチフレーズ。
でも確証もないし、自信もない。
そんな方に向けて、脳科学者の視点から論理的に
〝孤独〟についてのメリットや
〝生きづらさ〟、そこに根付く〝同調圧力〟について
解説し、具体的な施策を示してくれている一冊です。
ここでは大まかに3つのポイントに絞って抽出してみたいと思います。
<ポイント1> 孤独の世間一般のイメージと孤独の本質
〝孤独〟に対する世間一般のイメージは
このようなことではないでしょうか? と投げかけられています。
それに対して、
とされています。
孤独の状態に入ることが出来れば、
周りからの評価・能力差・ステータスなど、どうでもよくなり
自由に、楽しく、そして幸せに生きていける。
他人とは付かず離れずで付き合い、
人付き合いに疲れたら孤独に戻ることができる。
そんな生き方ができると説かれています。
また、孤独と孤立は違い、その違いと同調圧力の関係性についても触れられています。
<ポイント2> 同調圧力と孤独・結果の関係性
書籍内では、同調圧力と孤独・結果についての関係性を
4つのマトリックスを使って説明されています。
それぞれどんなものであるか、簡単に抽出してみます。
①孤独な人 = 結果を出せる + 同調圧力に屈しない
>>アウトプットの質に重きを置き、課題に対してリソースのほとんどを投下してコミットする.
>>同調圧力に対しても、自分の価値観に従って柔軟に対応できる.
②面従腹背な人 = 結果を出せる + 同調圧力に屈する人
>>人間関係に頼りすぎる傾向がある 同調圧力を利用する、いわゆる賢い人
>>自分にとって有利なポジション・立場を取るために空気を読み、同調する
③孤独になれない人 = 結果を出せない + 同調圧力に屈する人
>>1人ではなにも出来ない 誰かの後ろにくっついている人
>>将来的に、機械化で仕事がなくなる人
④孤立する人 = 結果を出せない + 同調圧力に屈しない人
>>人のアドバイスをきかない
>>自分のやり方を絶対視している
>>実は自信がない
>>自分は相手のことを受け入れようとしないのに、自分は受け入れられて当然だと思っている
(なんでわかってくれないの???わからないの??? という態度)
これらはあくまで大まかな仕分けであり
どんな人も、必ずどの要素もすこしずつ併せ持っていると著者は語っています。
あなたはどの要素が強く当てはまっていたでしょうか?
<ポイント3> 結果を出す人は自ら孤独を求める
結果を出している人は自ら孤独を求める傾向があると
著者は語っています。
特に多忙であるトップクラスの経営者は特に多いようで
その理由としては
自分の価値観を見失わず、自分自身に立ち返るために孤独の時間を持っているようです。




孤独の効用
ここでは書籍内で6つ語られている孤独の効用の中から3つほど抜粋して抽出してみます。
①考える力が身に付く
>>誰にも邪魔されない時間が思考を生む
②教養が身に付く
>>インプットする時間・機会が増える
③本当の仲間が持てる
>>他人の価値観をいい意味で無視し、同調圧力も上手く躱せるので、
自分に近い価値観の仲間が自然と集まる
孤独を楽しめない人の特徴
効用の反対に、孤独を楽しめない特徴も6つ紹介されていますが、ここでも3つに絞って抽出。
①〝らしさ〟にこだわる
>>周りからどう見られるかについてばかり気をとられている
②いつも多数派につく
>>同調圧力に囚われているので、上手く結果が出せなくなる
③責任回避する
>>自分で責任を負う覚悟がないため、結果もでにくい。




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