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【京都亀岡・石焼き芋と焼きリンゴの土霧屋】土霧日報 vol.17

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【京都亀岡・石焼き芋と焼きリンゴの土霧屋】土霧日報 vol.17

こんにちは、つちきりです。

昨日は並河駅の販売日でした。

今日はお客様からいただいたご意見をもとに

すこし内側視点の内容を綴ってみたいと思います。

 

「甘くなかった」いただいたご意見からの考察

この日はすこし出遅れはしましたが、

好調な雰囲気でスタート。

 

と、思いきや、前回お買い上げいただいたお客様から

「高いお金だしたのに甘くなかった」とのご意見を頂戴しました。

 

昨日は、このご意見をどう受け止めていいのか?とずっと考えていました。

 

作り手サイドの視点から言えば、

芋の個体差はあるにしても、甘さとしっとり感をだすためにできることはやっているし

ある種、商品としては完成していている。

だから口に合うかどうかはお客様次第です。

 

と、切り捨ててもいいのかもしれない。

が、しかし、これではなんの解決にもならないし、

これではこれまでの自分のままで進歩がありません。

 

そうモヤモヤしながら隙間時間に、持ってきていたマーケティングの本を手にとりました。

読み進めていくと、

どうやらこれは商品の問題ではなく、

マッチングの問題なのだという回答に行き着きました。

 

そのマーケティング本のなかの一文にはこう記されています。

マーティングの目的とは、商品とお金のハッピーな交換である」と。

 

モノを作っていると、ついついサンクコストを計算にいれてしまって

その努力を否定された、モノ自体に問題がある

と考え込んでしまう傾向が自分にはあります。

 

が、しかし、実際はそうではなく

〝お客様の期待〟と〝商品の特徴と満足度〟がミスマッチを起こしている。

原因としてはこちらのほうが大きいかもしれない。

 

今回の場合であれば

「高いお金を出したのに甘くなかった」というご意見から考察するに

〝高いお金を出したのだからさぞかし甘いんだろう〟という期待が汲み取れます。

 

が、しかし、お買い上げいただいたのは、

甘さに関してはあっさりした蒸し焼き芋で、

その甘さではお客様の期待を超えられなかった ということが起こっていると考えられます。

 

この場合、

蒸し焼き芋については甘さがあっさりしていますが、食べやすいお芋に仕上げています

ということをお伝えして、

甘みが凝縮している石焼き芋をオススメする

もしくは超高糖度ではないことをお伝えしておけば、

このようなミスマッチは回避できたのかもしれません。

 

今回の反省点は

商品とお金のハッピーな交換が成立していなかった

商品の特徴を的確に明確に伝えることは重要だ」ということ。

 

また、「お客様が商品を求めている度合い」を見極めることも重要だと感じました。

1.焼き芋がほしい!お客様なのか?

2.ちょっとだけ(安ければ)焼き芋がほしいお客様なのか?

3.焼き芋はいらないお客様なのか?

 

この温度感を見極め、

(1.)のお客様を見つけていく、集めていく努力をする

(1.)のお客様に満足していただける焼き芋を焼き続ける努力をする

この両輪がうまく回せるようになれば、お商売は自然と軌道に乗っていくのではないか?と

現時点では考えています。

 

ずいぶんと内側目線の内容になってしまいました。

そんな疑問符も解けたところに

以前レストランによく来てくださっていたお客様と再開。

レストランであったちょっとした思い出話にも花が咲いて、

こうしたお話が出来て、やっててよかったなと心底思うことが出来たのでした。

 

つい先日、「人生は思い出で出来ている」という言葉に出会って

今やっている焼き芋屋さんも、いずれ思い出話に出来ればいいなと思うのでした。

 

おしまい

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